レッスン 2

AI モデル、チャットボット、エージェント

モデル、チャットインターフェース、ツール利用アシスタント、AI エージェントの違いを理解します。

AI モデルはエンジン、チャットボットはインターフェース、ツール利用アシスタントは外部機能を呼び出せ、エージェントは複数ステップにわたって計画し行動できます。これらの層を分けて考えると、システムが実際に何ができるかを判断しやすくなります。

モデル

モデルは入力を出力に変換するシステムです。言語タスクでは、プロンプトとコンテキストを読み、テキスト、コード、JSON、SQL、または要求された形式を生成します。

モデルは自動的にプロジェクトを知っているわけではありません。訓練データ、接続された検索ソース、ツール、提供するコンテキストの範囲内でのみ動作します。

チャットボット

チャットボットは、1 つ以上のモデルを包む会話型インターフェースです。質問、コンテンツの下書き、アイデアの探索、素早い反復に適しています。

チャットインターフェースは、AI を実際より有能に感じさせることがあります。流暢な回答は、検証済みの回答と同じではないことを忘れないでください。

ツール利用アシスタント

一部の AI システムはツールを使えます。Web 検索、ファイル読み取り、コード実行、ページ検査、API 呼び出しなどです。ツール利用により、システムが新しいまたはローカルな証拠を集められるため、回答がより根拠を持てます。

ツールの結果も解釈が必要です。ツールは事実を明らかにできますが、アシスタントが誤った結論を導くこともあります。

エージェント

エージェントは、目標をステップに分解し、ツールを使い、結果を観察し、続行できる AI システムです。コーディングエージェントは、ファイル読み取り、コード編集、チェック実行、反復が必要なタスクで有用です。

エージェントには境界が必要です。明確な目標、関連コンテキスト、制約、検証コマンドを与えてください。

適切な層の選択

最小限の有能な層を使いましょう。

  • 説明、下書き、比較が必要なら、モデルまたはチャットボットを使う。
  • 回答がファイル、ドキュメント、最新情報、実行可能なチェックに依存するなら、ツール利用アシスタントを使う。
  • 作業が複数ステップで、成功を明確に定義できるなら、エージェントを使う。

小さいスコープのほうがレビューしやすいです。概念理解にはチャットボットの回答で十分な場合もあります。コード変更と検証が同じワークフローに含まれるなら、エージェントのほうが適しています。

開発者ワークフローの例

React コンポーネントを更新する必要がある場合、チャットボットはパターンを説明できます。ツール利用アシスタントはファイルを検査できます。コーディングエージェントは編集とテスト実行ができます。これらは異なる責任レベルです。

責任チェックリスト

エージェントに行動を依頼する前に、次を書き出してください。

  • 目標: 完了時に何が真であるべきか?
  • 境界: どのファイル、API、挙動を変更しないか?
  • 証拠: どのコマンド、スクリーンショット、テスト、レビューが結果を証明するか?
  • 停止条件: 推測の代わりにいつ助けを求めるべきか?

重要なポイント

  • モデル、チャットボット、アシスタント、エージェントは同じものではありません。
  • ツール利用は根拠を改善しますが、レビューの必要性はなくしません。
  • エージェントは、目標と検証ステップが明示的なときに最も強力です。
  • タスクのリスクとスコープに合った AI システムを選んでください。

次のレッスン

次は、技術的 AI 作業をより信頼性高くするプロンプトの基本を学びます。

コース概要へ戻る